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「蓮池潭(れんちたん)」は7ヘクタールの人工の淡水湖で、その上に建てられている「龍虎塔」は高雄の最も有名な観光スポットの1つです。
この塔は龍の口から入って、虎の口から出ると「幸運」が訪れると言われている高雄屈指のパワースポットでもあり、大勢の観光客がご利益を目当てに訪れています。
また、この蓮池潭の周囲には「孔子廟」、「北極玄天上帝像」、「春秋閣・五里亭」などの観光スポットや、「三牛牛肉麺」などのグルメスポットもあります。
高雄に行くなら、まず最初に訪れるべきおすすめエリアです。
蓮池潭観光について
蓮池潭の周囲は約4.5kmあり、前述の通りメインの「龍虎塔」だけでなく「孔子廟」、「北極玄天上帝像」、「春秋閣・五里亭」などの観光スポットがあります。ゆっくり歩いて、これらを全部観光すれば、2~3時間はかかると思います。
しかし、高雄は台北よりも南に位置していて、3月後半~11月前半頃まで最高気温が30℃を超え、非常に暑くなります。
そんな気温の中、5分も歩くと汗びっしょりになりますし、体力も消耗します。そのため蓮池潭の観光には、比較的気温が低い午前中をおすすめします。
暑いからと言ってサンダルで行くのはやめた方がよいです。湖畔に沿って遊歩道がありますが、かなり暑い中を歩きますし、道が悪いところも多く、私は途中でサンダルが壊れ、かなり足を痛めてしまいました。ウォーキング用のスポーツシューズなど履き慣れた歩きやすい靴で行きましょう。
蓮池潭おすすめ観光ルート
私達は、8時くらいに出発し、孔子廟から蓮池潭の北岸をまわるルートで観光しました。混雑する12時前にはランチを食べるお店に到着できるよう効率よく見学できるコースを考えました。観光ルートの参考になるとうれしいです。
- 8:30孔子廟
広く、見学要素も多い。
願い事を祈願するのを忘れずに。
※時間があれば「左営天府宮」でお参り。 - 9:30北極玄天上帝像
像まで距離があるので直射日光に注意。
子供が遊べる場所がある。お御籤がある。
大きい像が圧巻でフォトジェニック。 - 10:30春秋閣・五里亭
足の疲れと強烈な日差しで体力をかなり体力を消耗してくる。
五里亭で一休み。
※時間があれば「左営啓明堂」で金運祈願。 - 11:00龍虎塔
足腰に自信があったら塔に上る。
上から蓮池潭の全景を撮影できる。
※時間があれば「左営慈済宮」で健康祈願。屋台で水分補給、お土産チェック。 - 12:00三牛牛肉麺
混雑する12時前に入店するのがおすすめ。
おいしい牛肉麺とお惣菜がたくさん。
蓮池潭へのアクセス
■孔子廟ルート(電車+タクシー)おすすめ
孔子廟からまわるルートの場合は、高鉄「左営駅」、MRT「左営/高鉄駅」あるいは台鉄「新左営駅」まで電車で行き、そこからタクシーに乗りましょう。
※※台鉄の「左営駅」と間違いやすいので注意!※※
バス利用よりも交通費がかかりますが、他の観光のために体力を残す、また、限られた時間を有効に使うためにもタクシー利用をおすすめします。
台湾のタクシーは日本と比較すれば料金はそれほど高くありません。
台鉄の北側(池側)の1階へ降りてからタクシーに乗れば、約5分、約150元程度で孔子廟へ到着できると思います。高鉄の左営駅の出口(2、3、4、5)を利用してタクシーに乗ると、遠回りになり、料金が高くなるので気を付けてください。
家族やカップルでの移動ならこちらがおすすめです。
なお、タクシーの運転手さんに「孔子廟」と漢字で書いたメモやマップを見せれば通じます。
■龍虎塔ルート(電車+徒歩)
龍虎塔から見学したい方は、台鉄の左営駅で下車し、徒歩で行く方が多いようです。
龍虎塔まで徒歩15分程です。
高鉄(台湾新幹線)の左営駅、MRTの左営/高鉄駅から龍虎塔へ行く場合は、かなりの長距離となりますので、駅からバスかタクシーを利用することをおすすめします。
孔子廟
孔子廟はその名の通り、中国、春秋時代の思想家で儒教の創始者である孔子を祀っている霊廟です。台湾の各地に建立されていて、日本の長崎にも「長崎孔子廟中国歴代博物館」があります。
孔子の教える儒教の五常と言われる「仁、義、礼、智、信」。
- 仁・・・人を思いやること
- 義・・・利欲にとらわれず、なすべきことをすること
- 礼・・・「仁」の具体的な行動、上下関係で守ること
- 智・・・勉強をすること
- 信・・・約束を守る、誠実であること
当たり前のことばかりですが、人間として大事なことばかりです。
五常を思いながら、大成門をくぐることで孔子の教える「徳」のパワーをより授かれそうな気がします。
大成門をくぐり、受付でノートに記名すると、「祈福卡」という祈願カードをもらえます。下記の手順に従って祈願参拝しましょう。
祈願参拝の順序
- 入口の受付で「祈福卡(祈願カード)」を受け取り、願い事をきれいに書きましょう。
- 「祈福卡」を持って大成殿へ。至聖先師孔子の位牌にて願い事を真摯に読み上げながら祈願しましょう。
- 祈願完了後、「祈福卡」を祈願壁に掛けましょう。
廟は1976年に建てられました。宋時代の宮殿様式を模倣した建築で、質実かつ荘厳で見ごたえがあります。
残念ながら大成殿内部は工事中で見ることはできなかったのですが、2019年5月31日には改修が終わっている予定です。
近くで見ると屋根や回廊の細工なども細かく素晴らしいです。
回廊右手の資料館が見学できます。
スタンプ台や展示物、顔出しパネルなどもあり、中国語ができなくても楽しめる場所です。
高雄左營孔子廟
営業時間:9:00〜17:00
定休日:月曜
公式サイト:http://163.32.121.48/ckh/index.aspx
左営天府宮
北極玄天上帝像へ向かう途中、道路を挟んで建っている寺院です。
道教で崇められている少年神や土地の神様などが祀られています。
お時間のある方はぜひ参拝してくださいね。
左営天府宮
営業時間:4:00〜21:30
公式サイト:http://www.stfg.com.tw/
北極玄天上帝像
孔子廟から岸沿いを少し歩いて行くと北極玄天上帝像の入口が見えてきます。
入口付近では朝からカラオケが鳴り響いていて、楽しそうに歌う声になんだか笑ってしまいます。
シーサー的な狛犬が門を守っています。
玄天上帝(げんてんじょうてい)は中華圏では有名な神様です。北方の守護を担っている武の神様とされています。北を守る四霊獣である玄武(亀と蛇が合体した霊獣)が発展して玄天上帝となったようです。
その巨大な像が蓮池潭に祭られているのですが、高さ22mもあるそうで圧倒されます。
遠くから見てもかなりの迫力です。
玄天上帝像は冠を着けずにざんばら髪で足は裸足、黒い服を身に付け、七星剣という武器を持っており、足の下に亀と蛇とを踏みつけていることもあるそうです。
しかし、こちらの玄天上帝はずいぶん派手ですね。見えにくいですが、確かに剣の下に蛇、足で亀を踏みつけています。
玄天上帝像の入口付近もレトロなからくりお御籤や鯉の形のお御籤があり、ついついやりたくなってしまいます。
玄天上帝像の左サイドに子供用の乗り物がありました。親御さんがお参りしている間に子供はここで遊んで待っていることができますね。
像の中は2階もあり、いろいろな神様が祀られていました。
遠くに「春秋閣・五里亭」と「龍虎塔」が見えます。
北極玄天上帝像
営業時間:6:00〜22:00
左営啓明堂
春秋閣の反対側にある、とてもゴージャスな寺院です。啓明堂は、1899年に建てられた「明徳堂」が起源ですが、現在の啓明堂は1976年にできたもので、蓮池潭の周辺では一番大きな寺院です。
こちらは、三国志の英雄「関羽雲長」を祀ってあります。関羽は当初、武神として祀られていましたが、現在では商売(金運)の神様として人気です。
2階へ上がり、お参りしましょう。4階は一面金ピカでご利益がありそうです。
左営啓明堂
営業時間:4:00〜21:30
公式サイト:http://www.zycmt.org.tw/
春秋閣・五里亭
春秋閣は啓明堂によって1953年に建てられました。九曲橋の両側にある「春閣」と「秋閣」を合わせて「春秋閣」と言うそうです。
二つの塔の間には龍の上に慈悲救世を行う観音菩薩像が立っています。
龍の口から内部に入ると、両壁面にお釈迦様や上人たちの様子が、天界から地獄まで絵巻のように描かれています。十八羅漢や観音菩薩に関する仏教説話に興味のある方は、じっくりご覧ください。
そして、龍の尻尾の出口を抜けると、長い渡橋があり神々を迎えるための八角形の楼閣「五里亭」に続いています。
五里亭は中国式の東屋になっており、ベンチがあるので、景色を眺めながら休憩するのもよいですね。
春秋御閣
営業時間:5:00〜22:00
公式サイト:http://www.zycmt.org.tw/
左営慈済宮
龍虎塔の向かいにある寺院です。
左営慈済宮には医者の神様が祀られているので、健康や病気の快復祈願をしましょう。
祈願方法は、線香をそなえ、生年月日、名前、自分の身体の悪い所を言って、治療薬をお願いします。その後、台湾式のおみくじをします。木片を床へ落として、表と裏がでればおみくじがひけます。表表と裏裏なら、もう一度最初からからやり直さなければなりません。木片が揃ったらおみくじをひくと、漢方薬の処方箋がもらえるそうです。
また寺院前に屋台がありますので、水分を補給したり、おやつを食べたりできます。お土産屋さんもあります。
左営慈済宮
営業時間:6:00〜21:00
公式サイト:zh-tw.facebook.com
龍虎塔
龍虎塔は、1976年に建てられた七重の塔で、開運効果があるパワースポットです。
龍の口から入って龍の塔に上り、次に1階でつながっている虎の塔に上ってから、虎の口から塔を出ることで幸福がやってくると言われています。
塔までの桟橋は魔が入ってこられないようにジグザグになっているそうです。暑い中この道はかなりしんどいですががんばりましょう!
中国では龍は青龍とも言われ、東の守護霊獣、また吉祥のシンボルとして縁起が良いとされています。更に5本の爪を持つ龍の文様は皇帝のみが使える文様となっていて、神聖なる象徴となっています。
一方の虎も白虎といわれ、西の守護霊獣で縁起が良いとされていますが、ここでは神聖な龍と対をなす存在として扱われ、縁起が悪いとされているようです。
しかし、龍も虎も私たちの普段の罪や厄災を食べてくれて、浄化してくれるありがたい存在ですね。
龍の体の内部には、中国人が親孝行の模範と認める「二十四孝子」や悪人が地獄で受ける「閻魔大王審罰刑図」などの壁画が、虎の体の内部には「十二賢士」や天国の世界を描いた「十殿玉皇大帝三十六宮将図」などの壁画が描かれています。(台湾観光局HPより)
塔は6階建てですが、一番上の6階にはあがれません。
階段は手摺付きの螺旋階段になっており、上れるのは5階までです。
100段ありますので、無理せず足腰に自信のある方は是非上ってみてください。両塔上らなくてもどちらか片方だけでもがんばってみましょう。
龍虎塔を上がると、蓮池潭の周囲を見晴らすことができます。
また、風も適度にある日は非常に気持ち良く眺望を楽しめます。
初夏には蓮の花も楽しめます。
龍虎塔
営業時間:8:00〜18:00
公式サイト:khh.travel
三牛牛肉麺
蓮池潭観光の後にランチを食べにやってきました。
「三牛牛肉麺」は龍虎塔から徒歩5分くらいの場所にある地元で人気の牛肉麺屋さんです。
11時の開店から混み合う人気店なので、少しでも早めに行くのがおすすめです。回転は早いので、ここまで来たら少し待ってもぜひ牛肉麺を食べてみてくださいね。
メニュー表にテーブル番号を記入してメインの麺類などを記入します。
外国人には写真付きのメニューをくれますので写真をみて選べます。
記入したらレジへ行き、その際に食べたいお惣菜をトレーにとって一緒に会計してもらいます。
奥の土鍋に入っているのが「紅焼牛肉麺」の細麺です。スープの色のわりに味はあっさりです。
麺は細麺太麺選べるのでお好みでチョイスしてください。
手前が「雪菜肉絲乾麺」の細麺です。雪菜の漬け物と豚肉を炒めたものを汁なし麺と和えていただきます。どちらも美味しかったです!
お惣菜もたくさんあります。
もし龍虎塔から見学される場合は、高鉄左営駅前の新光三越にも支店があるので、そちらに行ってみてくださいね。
三牛牛肉麵
営業時間:11:00〜20:30
定休日:なし
公式サイト:https://www.facebook.com/3beef/
まとめ
蓮池潭は、台湾や中国の人達の信仰心を感じるだけでなく、龍虎塔や北極玄天上帝像などはインパクトがありSNS映え間違いなしの観光地です。
また、孔子廟、北極玄天上帝像、春秋閣・五里亭、龍虎塔と蓮池潭の北岸沿いを巡ることで、それぞれ、孔子から「徳」、玄天上帝から「力」、関羽から「商(金運)」を得て、さらに龍虎に悪い物を「浄化」してもらえるパワースポットにもなっています。
注意点としては、天気お良い日はとても暑いので、サングラス、日傘、帽子、日焼け止めなどで日焼け対策は忘れにしてくださいね。
また、汗拭きシート、水筒なども持っていくと便利です。
高雄に来たらぜひ散策に出掛けてみてはいかがでしょうか。

参考になるとうれしいです。
お読みいただきありがとうございました。