マドリードではEric Vokel Atocha Suites(エリック ヴェケル アトーチャ スイーツ)というアパートメントホテルに4泊しました。
オラ!SUNU TRAVELです。
アパートメントホテルの良いところは、キッチンや洗濯機などがあるので、自分の家で生活しているように滞在できる点です。
但し、タオルの交換が毎日は無いことや部屋の掃除、ベッドメイキングなどは自分でおこなわなければならないので面倒な点もあります。
1LDKタイプ(クイーンベッド1台)で1泊15,000円くらいで宿泊できました。(2018年8月時点)
Hotels.com Booking.com agoda Expediaエントランス
ホテルの入口は電子キーでロックされています。インターホンを押し、ロックを解除してもらうか、あらかじめ解除方法を確認しておきましょう。
ホテルを予約した後、以下の事項についてメールでやりとりしておく必要があります。特にアパートメントホテルの場合、フロントが24時間ではない場合が多いので、到着が遅くなる時などは連絡が必須です。
- チェックインタイム・チェックアウトタイム
- 飛行機の便名(ディレイの可能性もあるので念のため)
- エントランスの開け方
- ルームキーの受け渡し方法
- その他、リクエストなど
アパートメントホテルのデザインロゴです。 電気スタンドマンのロゴが印象的です。
エントランスには自転車のオブジェなどがありお洒落です。
壁の人は本当の電気スタンドですね。
このエントランスの奥にフロントがあります。
フロントにスタッフがいない時間は、この端末を使ってチェックインします。事前にメールで受け取ったコード番号と、予約時のクレジットカードが必要です。
私たちは21時頃到着したのですが、たまたまフロントスタッフが勤務していて、こちらの端末は利用しませんでした。
フロント営業時間:9:00~18:00
今回は3階の部屋でした。お部屋でWi-Fiが使用できます。
お部屋の中をご案内します。
キッチン
キッチンには2口コンロ、電気ケトル、電子レンジ、冷凍冷蔵庫、食洗機、乾燥機付き洗濯機がコンパクトにまとまっており、とても使いやすかったです。
扉の中にフライパンや鍋、包丁、お皿など全てが納められています。また、洗剤や布巾、調味料などのセットが置かれていました。
長期の海外旅行の場合、外食ばかりで胃が疲れてしまうことも多いので、今回は自炊できるアパートメントホテルを選択しました。節約にもなるし、現地のスーパーで買い物して料理を作ったり生活感を味わうこともできます。
冷蔵庫はかなり大型で、パックの牛乳やガスパチョ、サラダなどたくさん入りますし、冷凍庫もついているので、冷凍食品やアイスなども入れておけます。
緑茶や麦茶のティーパックを持っていき、煮出して冷蔵庫で冷やしておくのもおすすめです。
電気コンロはなぜか縦に2口ついていました。フライパンや鍋が大きいので、実質1口しか使用できませんでした。
家電は主にCANDYというメーカーの物でした。
電子レンジは様々な惣菜の温めに大活躍でした。使い方は難しくありません。
真夏のマドリードは暑いため着替えも多く、洗濯機も大活躍でした。乾燥機もついていたので、干さなくていいのはありがたいです。英語のトリセツはあったのですが、使い方が難しいのでネットで検索したりしました。
若干稼働音が大きく、時間もかかるので洗濯と乾燥は夜にしていました。洗濯洗剤はありましたが、日本から持って行った小分けになったものを使用しました。
洗濯終了後、扉はすぐに開かないので注意が必要です。無理にこじ開けると故障の原因になります。
食洗機は主に朝食を食べた後、スイッチを入れてから外出しました。食洗機はかなり大型で、パスタ鍋、フライパンなどの大型調理器具も洗うことができました。
ダイニング
ダイニングの壁面は、お洒落なカフェのモノクロ写真になっていてモダンな雰囲気です。
ガラスのダイニングテーブルの上に部屋の説明書があります。
ダイニングテーブルはキッチンのすぐそばにあり、食事をしたり、書き物をしたり、過ごす時間が多い場所でした。
冬は壁に設置されたオイルヒーターで暖かく過ごせそうです。
リビング
リビングではソファーに座ってテレビを見たりお酒を飲んだり、ガイドブックを見ながら観光地やお店を調べたりしていました。
ソファも大きく、オットマンに足をのせてゆっくりくつろげます。
壁掛けテレビにはHDMI端子があったので、PCとコードをつないでYouTubeなどを見たりできました。
ベッドルーム
ベッドルームは独立していて、クイーンサイズのベッドが1台置いてあります。
ベッドの壁面には大きなクローゼットがあります。バスルーム前にも大きなクローゼットがあり収納は十分です。
シンプルで清潔感のある寝室。
夜に洗濯機や食洗器を稼働させていたのですが、さほど音も気にならず休むことができました。
ベッドの両脇にはコンセントがあり、スマホの充電は寝ている間にできます。
コンセントが遠い場合もあるので、延長コードは必ず持っていきます。荷物にはなりますが、充電しながら作業できるのであると便利ですよ。
バスルーム
海外旅行は思ったより歩くので、バスタブがあるのはうれしいポイントです。バスオイルや入浴剤を持っていくのもおすすめ!疲れも取れ、アロマ効果で旅の緊張もほぐれますよ。
シャワーは固定ではないのですが、位置の調整ができないので少し不便でした。 水圧は申し分ないのです。
ビデが主流のため、トイレにウォシュレットがないのは残念です。
ヨーロッパのホテルに普及するのはまだしばらく先になるでしょうか。
他の宿泊施設でも気になったのですが、トイレットペーパーはなぜか取りづらい場所にあるので、取り外して使用していました。
洗面台もシンプル。アメニティはシャンプー、リンス、石鹸が置かれていました。
こちらも無くなれば1階のフロント脇から補充できます。
ビデはいまだに使い方がよくわからず利用しませんでした。
プール
暑い時期の旅行だったので、プールのあるホテルを探して、エリック ヴェケルに決めたこともあり、シエスタ時間に行ってみました。
フロントを抜けて扉を開けるとプールがあります。箱庭のような小さなスペースに大きめのジャグジーのようなプールとビーチチェアが6脚あります。
都会なので仕方ないのですが、 ビルと高い塀に囲まれていて、リゾート感はありません。
小さいけれど、陽に当たって歩き疲れた体を冷やすのにはちょうどよかったです。タオルはお部屋のものを使用しました。
プールは夜には茶色いカバーで覆われていました。
フロント横のアメニティスペース
ワインビネガーやオリーブオイル、ケチャップなどの調味料も1階のフロント脇に置いてます。お茶やコーヒー、洗剤などもあります。
フロントが開いている間しかもらえないので、注意が必要です。
日本からもマヨネーズ、わさび、しょうゆ、ドレッシングなどの小袋やインスタント味噌汁などを持って行きました。
まとめ
ホテルの場所はアトーチャ駅から緩やかな坂を下り、徒歩5~7分。
周辺はお店、オフィスなどありますが比較的静かです。
地下鉄3号線のパロス デラ フロンテラ駅までも徒歩5分程度なので、市内観光には便利な立地です。
大通りにはバスもたくさん走っているので、行き先によってはバス利用も便利です。
ホテル近くには夜遅くまであいているスーパーも何軒かあるので、お酒や朝食を買ったりコンビニ感覚で利用できます。
ヨーロッパ旅行で初めてアパートメントホテルを利用しましたが、とてもお勧めです。
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参考になるとうれしいです。
お読みいただきありがとうございました。