大家好!SUNU TRAVELです
台北には超高級なホテルからバックパッカーご用達の単身用ホステルまで、数多くのホテルがあります。台北に旅行する度にどこに宿泊するか悩みます。
数多くの宿泊施設の中からホテル選びをするにあたり、以下のような点に重視してみました。
今回、紹介する「Meander1948」はこの1~4の条件をバランス良く満たすホステルです。
- エリアや立地条件(アクセスの良さや周辺環境など)
- 宿泊費
- 部屋の清潔さや設備の充実度
- カップル向け、ファミリー向けなどの宿泊形態
「Meander1948」の概要
「Meander1948」は台北エリアにある2018年11月にオープンしたばかりのリノベーションホステルです。台北観光にはとても便利な立地にあります。
ホステルの外観は、ヨーロッパの博物館の様な歴史を感じさせる建築となっています。ホステル名の通り1948年に建てられたビルをホステルへ改装し2018年11月にオープンしたばかりです。
元々の建物は古いですが、中はリノベーションされているので、設備等は全く問題はありません。
1階にはセブンイレブンがあり、飲み物や食べ物、日用品などがすぐに調達できます。
だれでも利用できる本格的なカフェも併設しています。
ホステルの4階の共用エリアには、この建物の歴史や図面や昔の写真などが飾られているので、時間があればぜひ見てくださいね。
■公式サイト
エリアや立地条件
「Meander1948」 は立地が良いのが最大のおすすめポイントです。
MRT台北駅から徒歩12~15分、MRT桃園空港線の台北駅から5分の位置にあり、どこへ行くにも便利です。
「台北地下街」を通って、Y13出口から地上にでます。
Y13出口はエスカレーターとエレベーターがあり、スーツケースを持っての移動も楽です。
出口からホステル付近までは騎楼と言われる屋根付きの歩道になっているため、ほぼ雨に濡れずに移動できますし、強い日差しも浴びずにすみます。
桃園空港線の台北駅を利用する方には大変便利だと思います。
周辺には観光スポットや飲食店も多く、徒歩、バス、MRTへのアクセスもよいです。
有名な寧夏夜市も徒歩圏内です。
エントランス
右側のカフェの奥がレセプションになりますので、カフェが営業している時間は右側の自動ドアから出入りできます。
左側の入口は宿泊者用の出入り口で上階へのエレベーターへ直接アクセスできます。
夜間は左のドアから出入りします。部屋のカードキーをかざすと、自動ドアが開きます。
レセプション
レセプションは通常は2名で、中国語、英語、日本語(少し)に対応しているようです。
日本語の注意事項説明書がありますので、特に困ることはないと思います。
チェックイン時間 :15:00-22:00
チェックアウト時間:7:00-11:00
レセプション脇の階段を上がるとカフェの2階となります。2階で朝食をいただくことができます。
チェックイン時間には厳しく、チェックイン時間を過ぎないと入室できませんでした。
カフェが併設されているので、お茶を飲みながらチェックイン時間まで待つこともできます。
カフェの値段は高めですが本格的なコーヒーがいただけます。
深夜や早朝のチェックインについて
最近はLCCで深夜や早朝に台北に到着する方も多いですが、 Meander1948はそんな時にも利用しやすいホステルです。
レセプションのスタッフ不在時間帯にチェックインする場合は、チェックイン日にメールでセルフチェックインの手順が送られてくので、その指示に従って一時的なカードキーを取得してセルフチェックインします。
そして翌朝7:00から11:00の間にパスポートと部屋のカードを持ってレセプションへ行き、手続きを行います 。
荷物預かり
荷物預かりは7:00~21:00までです。
チェックイン前とチェックアウト後に荷物を預けることができます。
同日のピックアップは無料ですが、夜間の保管は荷物1泊につきNTD100です。
但し、将来の予約がある場合、荷物料金は免除されます。
その他の注意事項もありますので、ホステル公式HPのよくある質問を翻訳して読んでおくとよいでしょう。
早朝便などで台北に早く到着してしまった場合、チェックイン前に荷物を預けて観光にでかけることもできます。
帰国日もチェックアウト後、荷物を預けて観光し、帰りに荷物をピックアップしてすぐに駅に向かえます。インタウンチェックインをしてもいいのですが、土産などを買って荷物が増える場合もあるので、最後に荷物整理できるのは助かります。
ホテルが台北駅に近いと、駅のコインロッカーに預けなくてもよいので便利ですね。
宿泊費(部屋のタイプと料金)
Meander1948はホステルですが、部屋のタイプはドミトリー(共同部屋)と個室タイプがあります。一人旅や夫婦、カップル、家族、グループ旅行などさまざまなタイプの旅行者に対応しています。時期にもよりますが、宿泊費もかなり割安なので、学生さんや長期滞在にも利用しやすいホステルです。
宿泊費は、個室タイプは1室1泊、ドミトリータイプは1人1泊となります。
■個室タイプ1室1泊 (2020年3月時点)
ダブルルーム(共用バス) | NTD1,520~ | 2名まで |
スタンダードダブル エンスイート | NTD1,880~ | 2名まで |
スーペリアダブル エンスイート | NTD2,080~ | 2名まで |
バルコニーダブル エンスイート | NTD2,330~ | 2名まで |
1948 エンスイート | NTD2,580~ | 2名まで |
スーペリア トリプル エンスイート | NTD2,480~ | 3名まで |
ファミリールーム(共用バス) | NTD2,350~ | 4名まで |
フレンドリークワッド エンスイート | NTD2,780~ | 4名まで |
ファミリー エンスイート | NTD2,780~ | 4名まで |
ファンクワッド エンスイート | NTD2,780~ | 4名まで |
■ドミトリータイプ(共用バス)1人1泊(2020年3月時点)
4ベッド男女共用 | NTD630~ |
8ベッド男女共用 | NTD580~ |
8ベッド女性専用 | NTD580~ |
注意点としては、窓がない部屋やバスルームがない部屋、2段ベッドの部屋などがありますので、詳細はホームページで確認してください。
ホテルズドットコムを利用しての予約では、朝食付きのプランもあります。
ただし、飲み物は別途料金が必要です。
立地を考えると、大変コスパのよいホステルだと思います。。
1948 エンスイート(205号室)
「1948 エンスイート(プレミアムダブルルーム) 」という部屋へ宿泊しました。
このタイプのお部屋は2階と3階の2部屋だけです。
室内は扇形になっており、ところどころに円柱のある変わった形です。
天井が高く、シンプルな部屋ですが、テレビ、エアコン、洗面台、トイレ、シャワーなど必要な設備は揃っています。
エアコンは日立製で、丁度良い室温コントロールができ快適に過ごせました。
ベッド周り
窓際にダブルベッドが置かれています。外から見るとセブンイレブンの看板の上にベッドが位置しています。窓の防音がしっかりしていたので騒音などは気になりませんでした。
ベッドは清潔で寝心地もよく、快適でした。
ベッドの両サイドには小さいテーブルとコンセントがあり、眼鏡、水、ガイドブックなどを置いておけますし、スマートフォンを充電しながら操作できるので、とても便利でした。
残念ながらソファーは1つしかなく、多少不便に感じました。
電源コンセントとUSBポート
台湾のコンセントは日本のコンセントがそのまま使えるので変換プラグは必要ありません。また、電気製品の注意書きを見て、電圧が100〜240ボルト、周波数が50/60ヘルツであれば変圧器も必要はありません。
スマートフォンやパソコンはだいたい大丈夫ですが、家電製品(髭剃りやドライヤーや美容機器、マッサージ機など)の使用時には電圧や周波数を確認し、必要であれば変圧器を利用してください。
電気は誤って使用すると火事などの原因となりますので注意しましょう。
USBポートは直接スマートフォンを充電できるのでとても便利です。
洗面台とアメニティ・冷蔵庫
洗面台はバスルームではなく室内にあります。
ハンドソープ、コンセント、予備のトイレットペーパー、ヘアドライヤーなどがあります。
小さい冷蔵庫もあります。1階にセブンイレブンがあり、すぐに冷たい飲み物などを調達できるので、特に困ることはないと思います。
アメニティは、歯ブラシとスリッパが用意されています。
スリッパはペラペラですぐ破れてしまうので、違うものを持って行くほうが良いかもしれません。
トイレットペーパーの予備はできればトイレ近くにあった方が便利だとは思いますが、フェルトのかわいいケースにちょうどいい具合に収まっていますね。ヘアドライヤーはパナソニック製です 。
Meanderのロゴ入りのお水は毎日2本補給してくれます。
お洒落なティッシュケースの上の部分には時計やアクセサリー、小銭などをチョイ置きするのに便利そうです。
プラスチック製のコップの後ろにもコンセントがあります。
デスク前に柱があり少し使いにくいのですが、洗面スペースとデスクスペースがさりげなく仕切られています。柱もデザインの一部ですね。
お仕事や書き物をするのに便利なデスクスペースには椅子とごみ箱があります。
デスク上には、テレビやエアコンのリモコンとコンセントがあります。
部屋の鍵はカードキーです。カードキーは人数分貰えます。
カードキーはホテルの出入り口でも使用しますので、なくさないようにしてくださいね。
クローゼットはなく部屋には木製のコート掛けがあるのですが、入口右手の壁におしゃれなライト付き洋服掛けがありました。
バスルーム
トイレにはウォシュレットがありません。
ウォシュレットは4階の共用トイレにあります。
個室タイプの場合で部屋にシャワーが付設されている場合は、バスタオルがあります。
※ドミトリータイプの場合、バスタオル、歯ブラシは自分で用意するか、有料でレンタル、購入できます。
バスルームはバスタブは無く、シャワーのみとなります。
ハンドシャワーで温度、水圧も問題ありませんでした。
シャンプー、リンス、ボディシャンプーが備え付けられています。
洗顔などを置いておける小さいラックがあります。
4階 共用エリア
4階の共用エリアには洗濯機、キッチンと調理器具、冷蔵庫、電子レンジ、リビングルーム、バルコニーがあります。
長期滞在するにも便利な設備が揃ってます。
トイレ
ウォシュレットは4階の共用エリアにあるトイレに設置されています。(2019年11月時点)
宿泊者なら誰でも使うことができます。
男性と女性用トイレがあり、広く綺麗でした。
洗濯機・乾燥機
洗濯機と乾燥機が2台ずつあり、有料(NTD70)で使用できます。
長期滞在者にはありがたいですね。
洗剤は無料で使用できます。
キッチン
綺麗で新しいキッチン。冷蔵庫も大きいものがあります。
アイランド式の大きなカウンターがあり、混みあうことなく利用できます。
台湾の果物を買って、ここで切って食べたり、インスタントラーメンを食べたり、簡単な調理も可能です。
シンクに付いている蛇口からは熱湯もでます。利用方法はカウンターに書いてあります。
冷蔵庫を利用する際はこのカードに名前、部屋番号、チェックアウト日を記入して冷蔵庫に食品と一緒にいれておきます。
ルールにそって利用するようにしましょう。
フリーのテーバックもあり、 11:00~20:00はお茶もいただけます。
IHコンロもあります。
キューブ型の電子レンジ。持ち帰った料理を温めて食べたりできます。日本製ではありませんが、使い方は難しくないと思います。
食器やカトラリー、調理器具も一通り揃っています。
キッチン利用にはルールがあります。
使用した食器やカトラリー、調理器具はちゃんと洗って、元の場所へ戻しておく必要があります。
また食器類は部屋に持って行ってはいけません。
リビングエリア
キッチンとリビングエリアは本棚で仕切られています。
本棚には数は少ないですが日本語の本もあります。
リビングエリアにはソファやダイニングテーブルなどがあり、ゆっくり寛げるスペースとなっています。共用エリアなので大きな声では話したり、騒いだりするのは遠慮しましょう。
天窓から光が入ってきて、とても開放的です。
壁にはホステルの歴史などが展示されています。
階段上はロフトになっており、ハンモックがあります。
ちょっと怖いですが、高いところが大丈夫な方はハンモックに寝そべって読書などを楽しめると思います。
バルコニー
リビングエリアの先にはバルコニーがあります。
夜にガーデンライトの下で台湾ビールを飲むのも良さそうですね。
カフェ(TOHAJA)
1階と2階にカフェがあります。1階はカフェカウンターがあるため、席数は少ないです。
2階のカフェは朝食会場にもなっていて、宿泊者(プランによる)は朝食をいただけます。
広くはないですがシンプルな内装で、4人掛けのテーブルや、大人数にも対応した作りになっています。
奥の扉からバルコニーにでられます。
こちらでもお茶や食事を楽しむことができます。
まとめ
MEANDER1948は立地、お洒落な外観、新しい設備、便利なセブンインレブンやカフェの併設、寛げる共用エリアなどがあり、非常にコスパの高いホステルとなっています。
高級ホテルのようなサービスはありませんが、逆にシンプルに利用できる便利なホステルだと思います。宿泊する人数や日数に臨機に対応でき、とても使い勝手が良いので、とてもおすすめです。
Hotels.com Booking.com agoda Expediaホテルの紹介動画はこちらからご覧ください。
参考になるとうれしいです。
お読みいただきありがとうございました。