【台北】地元の人に大人気の酸菜白肉火鍋なら長白小館

台湾で火鍋を食べたことがありますか？
現地でも火鍋はとても人気でお店もたくさんありますし、人気店は行列ができていることもあります。

日本ではお鍋は冬の食べ物で、あまり夏に食べる人はいないと思いますが、あんなに暑い台湾でなぜ行列してまで、熱い鍋を食べるかよくわかりませんでした。

その人気の秘密を探るべく、訪れたお店がこちら「長白小館」です。

長白小館はどんなお店？

長白小館は国父紀念館站から徒歩3分ほどの、白菜漬けと豚肉鍋の専門店です。
お鍋は「酸菜白肉火鍋」一種類しかなくスープを選ぶことはできません。
よくある2種類のスープの味が楽しめる仕切り鍋ではなく、普通のお鍋です。

火鍋というと辛そうなイメージですが、こちらのお鍋のスープ自体はまったく辛くありません。
辛いものが苦手な方でも安心です。

お肉は牛豚羊3種類あり、自分で作ったタレに絡めて食べるスタイルです。
食べ放題のお店ではありません。

長白小館のお店の雰囲気

店舗は最近のおしゃれな感じではなく、わりとローカル感漂う外観です。
手書きの張り紙がペタペタ貼ってあって、一見入りにくい雰囲気ですが、入り口前に来客用の椅子が何脚も置かれており、人気店ぶりがうかがえますね。

店内も派手な装飾もなく、イスやテーブルもとてもシンプルです。
地下もあり、席数も多いです。

酸菜白肉火鍋のメニューと注文方法

酸菜白肉火鍋のメニューです。（2019年5月）
人数によって、大中小でお鍋の大きさを選びましょう。

最初に豚肉入りのお鍋が運ばれてきます。
お鍋の中には白菜と豚肉の他に、お豆腐、カニ、しいたけ、乾燥エビなども入っています。
あと2皿は豚牛羊な中から好きなお肉を選ぶことができます。
その他に追加の野菜と春雨の入ったお皿と追いスープのポットもでてきます。

2人で小鍋をひとつ注文しましたが、とにかくすごい量で、瞬く間にテーブルの上がいっぱいになってしまいました。女子なら3～4人で食べても十分かもしれません。

鍋は3種類かと思っていたらメニューには8～10人前の特大鍋もありました。
日本人の感覚だとそのくらいの人数なら中を2つとか小を3つと注文したくなってしまいますが、特大鍋、どれだけ大きいのか気になりますね。

またお肉は単品でも追加できるので、3～4人なら小鍋を頼んで足りなかったら、お肉を追加注文してもいいですね。

炒め物などの単品もありますが、よっぽど大人数か、お鍋の量を調節しないと食べきれないかもしれないので、様子を見ながら注文した方がいいですね。

モツ系や餃子系や団子などのトッピングメニューも充実してます。

前菜などの小皿は、最初にビールと一緒に注文して、お鍋がくるまでにつまんでもいいですね。
お値段もリーズナブルですが、調子にのって頼みすぎると、鍋が食べられなくなりますので、気を付けましょう。

火鍋のタレの作り方

お鍋を待つ間にタレを作りましょう。
タレコーナーは広くないので、人がいないときにサッと行きましょう。

タレの作り方は日本語で説明があります。
誤字があろうとも直さないのが台湾あるあるですねｗ

タレはまずは基本で作って、その後自分好みに調節していけばいいと思います。
芝麻醤をベースに豆腐乳、ニンニク、韮菜花醤（ペースト状の韮の花の塩漬け）を分量通り混ぜれば出来上がりです。

2回目からは醤油や辣椒醤、ごま油で味変してみましょう。
お鍋自体は全然辛くないので、辛いのが好きな方は、辣椒醤でタレを辛くすることができます。
苦手でなければネギや香菜（パクチー）はたっぷり入れるのがおすすめです。

自宅でも火鍋のタレが食べたい！

この火鍋の独特なタレにはまってしまい、是非家でもお鍋をしたときに食べられないかと商品を探してみました。
芝麻醤とか甜麺醤はあっても、韮菜花醤や豆腐乳があるご家庭は少ないかもしれませんね。
豚しゃぶのごまだれに韮菜花醤や豆腐乳を少し加えるだけでもおいしそうです。
豆腐乳は塩のかわりに炒め物などにも使えるそうなので、常備しておきたいです。

 酸菜白肉火鍋を実食

ビールを飲んだり、タレを作っている間にお鍋がやってきました。
すでに煮込まれていてすぐに食べることができます。

追加分のお肉も続々登場。お肉は日本に比べると油が少なくあっさりしています。
一緒にポットが運ばれてきて、スープが少なくなると、お店の人が追いスープをしてくれます。

お肉や野菜をたっぷりタレに絡めて食べるととっても美味しいです。
白菜漬けのスープもさっぱりしているので、タレをつけすぎても濃すぎず、パクパク食べることができます。
中に入っていたお豆腐は高野豆腐のような食感のお豆腐でした。
出汁用だと思うのですが、手のひら位の蟹もごろっと入っていました。

基本的に台湾のお料理は薄味なので、血圧や血糖値を気にしている方でも安心して食べられるのが良いですよね！日本のお鍋はスープに味がついているものが多いですが、台湾のお鍋はタレで味変できるところが魅力です。

一回目のお鍋を食べ終わると、けっこうおなか一杯になります。
お肉だけはなんとか食べたのですが、春雨が完食できず残念。。

本当にお腹いっぱいで大満足です。
暑い中、多少並んでも食べたい気持ちがよくわかりました。
台湾に行くたびに必ず行くという人もいるくらい、リピーターが多いのも納得です。

長白小館は予約がベター

地元の方も訪れる人気店のため、予約必須ですが、飛び込みでくるお客さんもわりといるようです。時間帯によると思いますが、回転は悪くなさそうなので、少し待てば入れる場合もあるかもしれません。

もし予定が決まっているのなら、なるべく予約して行かれることをおすすめします。
グルヤクなら日本語で予約できるので便利ですよ。

夜は営業時間が21時までなので注意してくださいね。

営業時間： 11時30分～14時00分 17時00分～21時00分
定休日：月曜