大家好!SUNU TRAVELです
台湾では、家で食事を作らないという家庭も多いそうです。手軽に食事を入手できる夜市や朝食屋さんがわりと身近にあるので、料理をする時間や手間暇を考えたら、買って食べた方が安上がりなのかもしれませんね。
最近日本でもテイクアウトできるお店が増えてきましたが、やはり台湾に比べたらまだまだな気がします。
観光客の場合はほぼ外食になることが多いですが、夜市に行った時など、座る場所がなかったり、人混みとうだるような蒸し暑さにやられて、買って帰って涼しいホテルの部屋でキンキンに冷えたビール飲みながら食べたーい!と思うことありませんか?
また、台湾式の朝食屋さんや、観光客に人気の小籠包屋さんなどは行列ができていることも多いです。紫外線を受けながら列に並ぶのは時間も体力ももったいないので、避けたいところですよね。
そんな時、外帯システムを利用して、ホテルのお部屋や、共用スペースなどで食べるのもおすすめです。今回はお持ち帰りしてよかった食べ物をご紹介します。
外帯(テイクアウト)できる飲食店ではたいてい注文伝票に「□内用 □外帯」のチェック欄がありますので、注文もそれほど難しくないです。
最近はメニューをGoogleの写真翻訳して、どんな料理か調べたりできますし、お店によっては写真付きのメニューや日本語メニューもあったりしますので、まずはお店に確認してみてどんどん外帯を利用してみましょう。
夜市編
臭豆腐(饒河街夜市)
夜市の定番の臭豆腐は、苦手な方も多いと思いますが、揚げてあるものは意外と食べやすいです。冷たいビールと一緒に!
水餃子(雙城街夜市)
夜市の定番水餃子は間違いのないおいしさ。地元の人は、50個100個と大量に購入していきます。にんにくとニラがたっぷりでビールがすすむこと間違いなしです。
先に水餃子を食べてしまうと、お口の匂いも気になりますし、持ち帰って思う存分食べるべし!
鶏肉飯(雙城街夜市)
台湾といえば魯肉飯(ルーローファン)ですが、鶏好きの方には断然鶏肉飯(チーローファン)がおすすめ。豚よりもさっぱり食べられます。お酒の締めにもぴったりです。
煮卵追加で、おつまみにもGOODです。
香葱肉捲(六合夜市)
余ったらお弁当のおかずにしたいくらいな香葱肉捲は、台湾風の甘めの味付けでごはんに合いそう。店頭の調味料を使って少しピリカラにしておくと、お酒にもよく合います。
孤独のグルメで有名な宜蘭県の三星葱を使用していて、お肉も低脂肪でくどさは全くありません。
東山鴨頭(六合夜市)
台湾夜市の定番の「東山鴨頭」はちょっとゲテモノっぽいですが、鴨の頭や首、内臓など様々な具材を煮込んで素揚げした料理で、お酒のおつまみに最高です。これは必ず買って帰りたい!
見た目ほど味は濃くないのですよ。豆干や豬血糕もおすすめです。
鶏排(南機場夜市)
鶏排(ジーパイ)は持ち帰ると少しふにゃふにゃしてしまうので、できるだけ現地で揚げたてを食べるのが望ましいです。
鶏排は顔ぐらいの大きさなので、食べきれなかった分を持ち帰って翌朝サンドイッチにするのもおすすめ。
「好吃炸雞」の鶏排は、とてもジューシーで美味しかったです。
麻油雞(南機場夜市)
麻油雞(マーヨーチー)は、骨つきの鶏肉をたっぷりの生姜とごま油で炒め、お酒で煮込んだ台湾料理です。
「万華荘家班麻油鶏」で購入したのは豚の内臓が沢山入っている麻油総合で、台湾風のもつ煮込みみたいな感じでした。もちろんお酒にぴったりです。
焼餅(南機場夜市)
焼餅(シャオピン)は中華式パンのことで、南機場夜市で行列必至の名物です。
味は中華式アンパン「紅豆餅」、ネギ入り「長焼餅」、豚の挽肉とネギの餡が入っている「鹹酥餅」、中が空洞になっていてほんのり甘い「甜酥餅」の4種類です。
一つ一つは小さいのでおやつ感覚でぱくぱく食べられます。
目の前で捏ねて伸ばして、ナンのように、窯に貼り付けて焼くので、時間はかかりますが、出来立ては絶品です。お値段もリーズナブルなので、まとめて購入して、その場で何個か食べて、残りは持ち帰りましょう。
お弁当・お惣菜編
八方雲集の餃子と水餃子
台湾で有名な餃子のチェーン店です。焼餃子と水餃子の種類が豊富ですが、サイドメニューも充実しています。台湾ビールのお供に、招牌鍋貼(自家製焼餃子)と韭菜水餃(ニラ水餃子)をお持ち帰りしました。
チェーン店と侮るなかれ、両方とも美味しかったです。
台湾式の自助餐
台湾で自助餐というビュッフェスタイルのお店に行ったことはありますか?お惣菜がずらっと並んでいて、指差しで選んでパックに詰めてもらったり、自分で食べたいものを好きな量だけ詰めて量り売りするスタイルのお店です。
西門にある「山珍海味台式自助餐」のお惣菜はどれも絶妙な味付けで日本人の口にとてもよく合います。
朝ごはんやランチにもよし、ご飯や麺類も充実しています。野菜不足を感じた時にはお野菜多めにとか、がっつり肉が食べたいときはお肉三昧にしたり自由度が高いのも自助餐の魅力ですね。
素食(ベジタリアン)の方なら「明徳素食園」がおすすめです。
肉や魚を使用していないにも関わらず、迷ってしまうほど種類が豊富です。
毎日来ても飽きることはないし、野菜不足を感じたらぜひ利用してほしいお店です。
台北に何店舗かあるので、近くのお店を利用してみてください。
このお惣菜がずらっと並ぶ絶景を見たら、ここは天国かと思うこと間違いなしです。もし家の前に自助餐があったら、ご飯作らなくなるだろうなぁ。。。
油飯(迪化街)
林合発油飯店は迪化街の永楽市場の1階にある油飯(ヨウファン)のテイクアウト専門店です。
油飯とはもち米と豚肉や椎茸、干しエビなどをお醤油味で炊き込んだ台湾のおこわのことで、台湾では男の子が生まれた生後1か月にお祝いのお礼として油飯を送る習わしがあるそうです。
油飯には鶏腿のフライドチキンと煮卵がセットになっていて全体的に茶色くビジュアルはいまいちですが味は最高です。
ホテルが近かったら朝ごはんにしてもよし、遠出するときには駅弁として電車で食べるもよし。朝早くから行列ができている有名店なので、早めに行って購入することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
もちろん食べ物はその場で出来立てを食べるのが一番おいしいのですが、たまには外帯して、涼しいお部屋でビール片手にテレビを見ながら食べるのもいいですよ。
最近はUBEREATSなどの宅配サービスもあるし、出前をしてくれるお店もあると思いますが、買い物や観光ついでに気になるお店があったら手っ取り早くお持ち帰りしてみてはいかがでしょうか。
※現在コロナウィルスの影響により、台湾も業務形態が変わっている可能性がありますので、各自ご確認の上ご利用くださいね。
参考になるとうれしいです。
お読みいただきありがとうございました。