オラ!SUNU TRAVELです。
グラナダのバルといえば、お酒を注文するとタパ(おつまみ)が無料でついてくることで有名ですよね。
日本の居酒屋でもお通しが出てきますけど、無料ではない場合がほとんどです。
でも!グラナダのタパは本当に無料なんですよ~
しかも、ナッツなどの乾きものとかではなく、わりとちゃんとしたお料理がでてくるというすばらしいシステムなのです。
今回はグラナダで世界遺産のアルハンブラ宮殿を見学するのと同じくらい楽しみにしていたバル巡りで、私たちが訪問したおすすめバルをまとめてご紹介します。
Blanca Paloma Centro(ブランカ パロマ チェントロ)
バルの多く立ち並ぶナバス通り近くにあるお昼から営業しているレストランです。
バル巡りにはまだ早い17時半頃に訪問しました。
グラナダは日の入りが遅いので、まだちょっと飲むには早い時間ですね。訪問時は1~2組しかお客さんがいなかったのですが、1時間もするとテラス席は満席になってしまいました。
まずはビールを注文。
本当に無料タパってでてくるのか?もしかして忘れられてるんじゃないかと待つこと10分くらいでナスのフライがでてきました。体感的には30分くらい待ってた感じですが、とりあえずでてきてよかったです。
ナスのフライけっこうボリュームある!めちゃくちゃおいしい!
わりとナスが大きくて、ようじだとちょっと食べにくいけど、塩気もほどよくビールがすすみます。おなかがすいてたので、ビールもナスもあっという間になくなってしまいました。
お次は赤ワインのソーダ割り、ティント・デ・ベラーノを注文。
タパは白身魚のフライとキャベツでした。
タパの量はお酒の量に対して1杯なら1人前、2杯なら2人前という感じででてくるようです。
お会計は3杯飲んで6.60€でした。
営業時間:12時30分~0時00分
Rosario Varela(ロザリオ バレラ)
Rosario Varela(ロザリオ バレラ)は有名バルが立ち並ぶナバス通りとバレラ通りの角にある若者たちで賑わうバルです。
21時くらいに訪問したので、外にも人がいっぱいで、ものすごい混みようでしたが、なんとかカウンター席に座れました。
やはり遅くなればなるほど、バルは盛り上がっていくみたいですね!
目の前にフルーツや香草などが置かれていて、注文が入ると、バーテンダーさんが目にもとまらぬ早業でカクテルやサングリアを作る様子にしばし見とれてしまいます。
カーニャとティント・デ・ベラーノを注文しました。
無料タパはミニサンドイッチでした。
ちょっと塩気があってお酒とよく合うおいしいサンドでした。
嫌いなものが多い人は、何が出てくるかわからない無料タパシステムは向かないかもしれませんが、好き嫌いがなく、メニューを選ぶのが面倒くさい人にはありがたいシステム!
次はどんなタパがでてくるのか楽しみで、ついつい飲みすぎてしまいますね。
こちらのお店は最初入りにくそうな感じだったのですが、お店の前で迷っていたら、従業員の方がさっと席を用意してくれたり、注文するのもでてくるのも会計も早く、とにかくスタッフさんの動きがよかったです。知らない土地でもとても楽しくお酒を楽しむことができました。
お昼は明るく雰囲気のよいおしゃれなカフェのようなので、ランチにもおすすめです。
カーニャ(2.00€)、ティント・デ・ベラーノ(2.10€)合計4.10€でした。
営業時間:13:00~2:00
Bar Provincias(バル プロヴィンシャス)
グラナダ大聖堂の近くにあるNHKの「世界一入りにくい居酒屋」で紹介されたバルです。グラナダにおいて熱狂的なマドリディスタの店主のホルヘさんが有名ですが、時間が早かったせいか、お店には息子さんしかいらっしゃいませんでした。
まずはアルハンブラビールで乾杯!
たくさん歩いて喉が渇いているせいか、このビールがすごく美味しかったです。
たいていのお店ではビルはコップのようなグラスででてくることが多いですが、こちらのお店はワイングラスのようなビアグラスでした。アルハンブラビール最高!
無料タパは鶏肉のクリーム煮込みがでました。テレビを見て、お魚系のタパのお店なのかと思っていたので、ちょっと意外でしたが美味しかったです。
2杯目にティント・デ・ベラーノを注文したら、アルボンディガスというスペイン風肉団子がでました。またまたお肉でしたがこちらも美味しかったです。
とてもいいお店で、気分良く飲んでいたら、なんと店主のホルヘさんが登場。
テレビで見たままの方で、テレビ見ましたと言ったら、日本から来たの?だいぶ前に撮影したのに、いまだに日本からたくさんお客さんが来てくれるんだよ、みたいなことを言っていました。
金額は3杯飲んで8€でした。
雰囲気も良く、タパも美味しいよいお店なので、ぜひ行ってみてください。
営業時間:13:30~0:00(月休)
Los Manueles(ロスマヌエレス)
Los Manueles(ロスマヌエレス)はヌエバ広場にあるアンダルシア料理を出すカジュアルなレストランで、お昼から営業しています。
午前中アルハンブラ宮殿を見学した後、ランチタイムに訪問しました。
お店の外にもテーブルがあるので、バルタイムは外でビールを飲んだら気持ちいいでしょうね~
今回は暑かったので店内で食事しました。
まずビールとティント・デ・ベラーノを注文したら、なんと無料タパがついてきました。夜だけではなく、お昼もタパがついてくるんですね~
グラナダでは、小食の人なら飲み物だけ注文すれば、料理を注文しないでも無料タパだけで過ごせてしまいそうですね!
このクスクスのようなちょっと不思議なタパはミガス(Migas)という料理です。
ミガスとはポルトガル語でパンくずという意味だそうで、残り物の固いパンやセモリナ粉をニンニク、パプリカ、オリーブオイルで炒め、塩で味付けした家庭料理だそうです。国や地域によって若干材料などが変わったりしますが、スペインでは前菜としてよく食べるそうです。初めて食べたのですが、素朴で美味しかったです。
メニューはスペイン語と英語のみ。写真がないメニューは勘を頼りに注文!失敗することもあるけど私はけっこう好きなんですよね、ロシアンルーレット的メニュー選択ww
オックステールはアンダルシアの郷土料理ということで、Peppers filled with oxtail stew(オックステール詰め赤ピーマンの煮込み)を注文してみました。
なんとなく想像像通りの料理がでてきて一安心。
よく煮込まれたオックステール煮込みが豆のペーストのようにとろとろでパンにのせて食べるととっても美味しいです。
量をみて他のものも注文するつもりだったのですが、思いのほか量が多く、タパやポテトやパンなどもついてきたので、お腹いっぱいになってしまい、他のお料理が食べられなくて残念。。
ハーフポーションで注文できる料理もあるので、いろいろ食べてみたい方はいいですね!
パプリカやピーマンは一度コンロであぶって皮をむくのが面倒くさくて、以前日本で赤ピーマンの水煮のような缶詰を購入したことがあり、それと同じ形でした。
その時はお肉を詰めてトマトソースで煮込んでみたのですが、やっぱりオックステールの方が美味しかったです。
ビール(2.40€)、ティントベラーノ(2.25€)、赤ピーマンオックステール(12.50€)合計17.15€でした。
営業時間:12:00~0:00
参考になるとうれしいです。
お読みいただきありがとうございました。