もしマドリードから日帰りで観光に行くとしたら、どこに行くのがいいでしょう。
やはり古都トレドやセゴビア、ドン・キホーテで有名なラ・マンチャ地方も人気ですよね。少し足を延ばせばコルドバにも十分行けますね。
時間もお金も限られている個人旅行の場合、ツアーのような欲張りプランはたてられません。
今回は、 見どころも多く、 徒歩で観光できて、 半日で充分に楽しめるテーマパークのような魅力満載の世界遺産の街「セゴビア」をおすすめしたいと思います。
セゴビアへの行き方
マドリードから世界遺産の水道橋があるセゴビアまでのアクセスは主にバスと電車があります。
バスの方が時間はかかりますが、以下の点からバスをおすすめします。
- リーズナブル(往復8.1€)
- 終点なので乗り過ごす心配なし
- バスターミナルから近い
セゴビア行きのバスは地下鉄3号線、6号線が通っているモンクロア駅から乗車できます。
バスのチケット購入方法
【窓口で買う】
地下鉄のモンクロア駅の改札を出て、「Terminal Autonuses」と書かれた方面(改札を背に左)に進んでいくと、「TAQUILLAS SEGOVIA」(セゴビア行きのチケット売り場)という看板の矢印通りに進み、一番奥にバスのチケット売り場があります。
エスカレーターでこの上の階に行くとバスターミナル(乗り場)があります。
モンクロアから多方面へバスがでているので、何社か窓口が並んでいますが、AVANZA社の窓口へ向かいます。(※運行会社は変更になることがあるので要確認)
チケットは片道4.05ユーロ、往復で8.1ユーロです。
帰りの便の時間変更はセゴビアのバスターミナルでできますので、とりあえず往復で買っておくとよいと思います。
言葉に不安がある場合は、下記のようにメモを書いて窓口へ渡せば、往復チケットを購入できます。
Madrid Moncloa(AM9:00)
↓↑
SEGOVIA ESTACIO(PM3:00)
Ticket→2
週末だと混んでいて並ぶこともあるそうなので、時間に余裕をもって行くことをおすすめします。
【ネットで予約】
AVANZA社の公式WEBサイトからも予約可能ですが、窓口で買うよりもチケット代金は往復で1ユーロ高くなっています。サイトの管理料が追加されているようです。
アプリもありますのでそちらからも購入できます。
週末などは窓口が込み合うこともあるので、時間が決まっていれば、先にネット予約しておけばスムーズに乗車できます。

所要時間・時刻表
時間帯や道路事情にもよりますが1時間30分程度かかります。
セゴビアからマドリードへ戻る便の時刻表。15分~30分間隔であります。
Directo(直行便) 以外に乗ってしまうと、時間がかかるので注意してください。
セゴビアのバスターミナル
セゴビアのバスターミナルにはトイレと小さなコンビニがあります。
観光前やバスに乗る前にここでお手洗いを済ませておきましょう。
セゴビア観光はたくさん歩くので、ここで飲み物を購入しておくといいですね。
マグネットや水道橋の模型、絵皿、スノードームや雑誌、お菓子など、所狭しと商品が置かれている雑多なコンビニ。
快適なAVANZAバス
AVANZAバスは近代的で座席も快適です。 ミラーが触角?耳?みたいでかわいいですね!
もちろんWi-Fi完備なので、PCやスマホで調べ物をしたりゲームしたりできます。
バスの中は寒い場合もあるので、寒さ対策としてカーディガンや薄手の上着があるといいですよ。
ヨーロッパは飲食禁止なバスも多いので、飲食物の持ち込みには気を付けてください。
マドリードへ戻るバス内からの風景。広大な丘陵が広がっています。
日差しを浴びてたくさん歩いたので、帰りのバスではうとうと寝ていると、あっという間にマドリードに着いてしまいますよ。